日の丸協奏曲

 安保法案が衆議員を通過した。

 

 賛否両論 色々あると思うが、俺は安保法案には賛成だ。

 

 仮に 北朝鮮からミサイルが飛んで来て、日本が攻撃されたら それに対処出来るからだ。

 

 百歩譲って ミサイルが飛んで来なくても、安保法案が無ければ 北朝鮮や中国に舐められる。

 

 中国の尖閣諸島問題を最早忘れたとは云えまい。

 韓国からも竹島問題では 随分難癖をつけられた。

 

 戦争は誰だって反対である。

 

 反対だからと云って いじめられっぱなしでは、将来の日本に禍根を残す。

 

 まさに戦後70年が経って 国家の為に死んで行った英霊たちの事を思うと、今の平和を素直に甘受出来るのか・・・

 

 俺は英霊を犠牲にして生き残った人たちに問いたい。

 

 尊い いのちを犠牲にしてまで守った祖国の繁栄に あぐらを掻いて良いのかと・・・

 

 イスラム国が攻めて来たらどうするのだ。

 

 マネーゲームに明け暮れたバブル時代。

 そのバブルが弾けて 今の不況が訪れた。

 

 この不況の中、国家の為に何人の人間が尽忠報国と云う言葉を理解出来るのか・・・

 

 俺は ふたたび問いたい。

 アメリカと云う同盟国だけに 日本の国の護りを押し付けて良いのかと・・・

 

 北朝鮮や韓国に軍隊はあるが、1950年に起きた朝鮮動乱以来 戦争はしていない。

 お互いの軍事力で お互いを牽制しあって来たからだ・

 

 若者の将来を思うと 俺は徴兵制にも賛成だ。

 軍律厳しく、礼儀作法を学べるからだ。

 

 大体、理屈ばかりを並べて 反対と云うのは、了見が狭すぎないか・・・

 

 国の為に報いるのも、日本男児たる者の心得である。

 

 安保法案無くして、武士道精神と やまと心を継承する事は不可能だ。

 

 世論は大事だが、その世論を 何でも反対の野党が煽るのも可笑しい。

 

 俺の考えは単純だから、売られた喧嘩は買う。

 これが男の魂だと思っている。

 

 最後に良寛禅師の辞世の句、散る桜 残る桜も 散る桜・・・を列記して俺の時事評論をおく。

                                        合掌