卒業式に想うこと・・・

 俺は今日・3月23日 朝10時からスクールボランティアとして 白鷺小学校の卒業式に来賓として招待され出席した。

 写真はフェンダー越しに見た卒業生だ。

 

 断っておくが、俺は 有ったことを何でも書いているようだが、触れて悪い部分は書かない事にしている。

 それが人間社会の「道徳」につながるからだ。

 

 でも 俺が許せないと思うことは、歯に衣を着せず 何でも核心を突いて書くように心がけている。

 

 俺は今、NPO法人の代表理事として社会に貢献する立場に居るからだ。

  

 こうしてブログを綴っていると、今まで見えなかった社会が見えて来る。

 暴力団社会の存在意義と云うのが、俺が現役だった頃と現在(いま)とでは全く違う。

 それだけ社会の危機管理が行き届いた結果だ。

 

 ところが、元暴力団員だった者のトラバーユが上手く行ってない。

 その要因のひとつに「暴力団員の更生支援」をする人間が 俺と、青少年更生社の西山俊一郎師以外 ほとんど居ないことが挙げられる。

 国は暴力団員の排除を進めるが、その受け入れ先が無い。

 これは大きな問題だろう・・・

 

 元暴力団員というのは、生活習慣病が多い。

 若い頃の不摂生が たたってのことだ。

 

 それに元暴力団員は、生活保護を受けている者が多い。

 理由はどうあれ 健康を損ね、体が思うように動かないので それも仕方ないだろう。

 易きに流れるのが、殆どの暴力団員 特有の体質だからである。

 

 これは極論だが、自分の力で生きて行ける人間でも 生活保護を申請すれば簡単に受けられる時代になった。

 

 俺は こんな制度が悪いと云っているのではない。

 誰でも彼でも 生活保護を与える支援策が悪いと云っているのだ。

 

 さて、クリミアを訪問した鳩山由紀夫元首相だが、何と「一水会」の木村三浩代表が その仕掛け人だと云う。

 このことが 週刊新潮に掲載してあり 吃驚した次第だ。

 

 俺は てっきり木村三浩が右翼だと思っていた。

 

 ・・・猪瀬直樹元東京都知事が 徳州会から5000万円を借りて、その仲介人としてNHKテレビのニュースに取り上げられた後の木村三浩の講演を 岡山で聞いたことがある。

 

 岡山支部の30周年記念講演会だったが、この時「一水会」が反米であり オスプレイ配備に反対していることも知った。 

 この講演の時、資金調達が 木村三浩の得意分野だと語っていたのが 特に印象に残っている。

 

 俺が木村三浩と初めて喋ったのは、野村秋介師の群青忌の会場だった。

 あれから1年5ヶ月の歳月が流れた訳だが、俺の活動と 木村三浩の活動と どちらが社会の為になるか、そろそろ答えは出て来そうだ。

 

 余談だが、この木村三浩も登場する 決死勤皇・生涯志士「三浦重周伝」を手にした。

 山平重樹著だが、ページを捲ると 平成17年初冬 風雪にさらされる新潟港の岸壁で、ひとりの男が割腹自決を遂げたとある。

 今の時代に壮烈な生涯があったものだ。         合掌

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コメント: 1
  • #1

    荒川 (木曜日, 26 3月 2015 15:12)

    竹垣 悟様
    毎週拝読させて頂くのが楽しみです。
    人間としての本来の姿に気付かされるからです。
    信念持たれ努力され現在に至る竹垣様には、尊敬の念を抱いております。
    私もこうあれる様に努力したいと思います。