ニッポンの国は、かつて例を見ない程 高齢化社会になった。

　そこで問われるのは、これら高齢者の処遇だ。

　若い世代は 一日も早く自分たちの活路を得ようと、世代交代を唱えるだろう・・・

 

　世代交代すれば 若手が中心になり、それまでの現役は引退 もしくは年寄り扱いされる。

　そうなると今まで第一線で活躍して、労を折って来た人は居場所が無くなり やる気をなくす。

　そして最後は、現役時代と違い 虚しく時間を過ごすだけの老人になって行く・・・

　　 

　俺は年配者にも二通りの人間が居ると思う。

 

　歳は行っているが 精神的に若い人、いつまでも「夢」と「希望」を持った人。

　それに「魂の抜け殻になった老人」や「痴呆性の老人」等だ。

　これは持って生まれた人間の業(ごう)というものだ。

 

　俺のような元気な者でも、いつ どうなるか解からない。

　云ってみれば 人間の明日など、神のみぞ知る領域だろう・・・

 

　若さを求めて日々努力するのが、人として最大限「人生を愉しむ」コツだ。

 

　カネと権力というのは、コツコツ真面目に努力する者の所へ集まるようになっている。

　結局「運」というのは、人が運び込むのだと この歳になって初めて理解出来た。

　そして 強い星の下に生まれた者だけが、その幸運を掴むものだと悟った。

　だから俺は運が良い人間と付き合わなければ、駄目だと思う・・・

　 

　組織も政治家も、それこそ暴力団も 資金力が無ければ活動出来ない。

　趣味の団体もそうである。

　その資金源を考えなくて、一家の長は務まらない。

 

　「カネは天下の回りもの」だと云うが、カネも生きているので 人を選り好みする。

　こう考えると世の中は 愉快なものだ。

 

　2月11日、建国記念日に「松本たけあき代議士」の「春の集い」に参加した。

　今春、統一地方選挙が行なわれるので パーティー会場も活気が溢れて華やいでいた。

　それにしても沢山の人が集まったものだ。

 

　俺は松本たけあきファンだが、右派はさて置き 今は無き社会党を彷彿させる政党は好きではない。

　俺の頭では政党色を理解出来ないからだ。

 

　結局 クリーンな政治家は 政党助成金を当てに活動するので、一旦「党」に入れば 中々その「党」を割れないと云うのが実情だろう・・・

 

　「政党助成金」と云うのは、国民の税金で賄われているのだが 共産党は受け取っていない。

　この事実を政治家は、もっと直視するべきだ。

 

　最近「麻薬・覚醒剤」をはじめ「危険ドラッグ」等がニッポンの国に蔓延していると云う・・・

　これは「裏社会」が一般社会から締め出された結果に外ならない。

 

　山口組の直参クラスになれば、組員の上納する会費で何とかなる。

　しかし、それ以外では ほとんどの組員が資金源を持たない。

　そうなると合法で資金は得られない。

　だから「オレオレ詐欺」とか「薬物」による不法収入に目が行くのだ。

 

　もちろん そう云う人間は、正式組員として今の時代「登録」しない。

　だから「組員」として扱われていないだけで、警察と云うのは 日々そういう事実を把握し「この世の悪」と戦っているのだ。

 

　俺が「安全・安心の街づくり」を目指して小さな活動をしているのは、周知の通りだ。

　しかし、こんな俺にも反省点はある。

　今までのブログで、俺は少し良い格好をし過ぎた。

　その分 背筋を伸ばさなければならず、却って俺自身 しんどい思いをする。

　こう考えれば、世の中は上手く出来たものだ。

 

　文脈の中で脚色出来なかった俺には 文才はないと思う。

　そろそろ俺も、ブログの書き手としては 潮時が来たのかも知れない。