日本人と云うのは、封建時代から「本音」と「建前」を上手くコントロールしながら政治を行なって来た。
そのバランスが少しでも官僚主導の政治に傾くと、堅苦しい政治になる。
逆に党人(政治家)主導だと情実が絡み、一部の人間だけが恩恵を受け、国益を損なう場合がある。
政治と云うのは「官・民」一体となってバランス良く行なうのが理想的なのだ。
橋下徹は本音を語る事によって、一躍時代の寵児に踊り出た。
男なら誰でも本音を語りたいのである。
しかし世間の目があり語れないのが現状だ。
そこで自分に出来ない事をする人間にやきもちを焼く。
男のやきもちとは、男にとっては最大の敵であり「鬼門」なのだ。
まさしく橋下徹は今、その「難関」にぶち当たって居るのである。
ここは土俵際、男の踏ん張りどころであろう・・・
当たって砕けるのも男の華なのだが、一念発起して突撃すれば必ず道は開けるのである。
橋下徹には鉄砲玉の美学が見える。
鉄砲玉だった私でも大将になり、ここまで生き残れたのだ。
私は橋下徹を「末は博士か大臣か」の「大臣」に育ててみたいのである。
だから敢えて擁護論を述べる・・・
日本男児なら「建前」は兎も角「本音」では、誰もが絶対戦場で慰安婦は必要だと思って居る筈だ。
利用する・しないは本人の勝手だが、自分の欲望を抑え切れない奴には性欲処理場を作ってやるのが世の為・人の為なのである。
強姦・レイプ事件の記録を紐(ひも)解けば、私は行き場のない怒りに心が震える。
大東亜戦争時代、ロシア以外の国には公娼制度があり、日本に至っては江戸時代から吉原おいらん道中を例に取るまでもなく売春は公然と行なわれて来た事実がある。
それを問題にせず橋下徹の発言を殊更大きく取り上げ、参議院選挙を控えた政争にしようと云うのは「日本国民」として国益を損なうのではないかと思うのである。
韓国の主張する、従軍慰安婦問題を擁護するだけなのだ。
戦時中の資料を見れば公娼制度があり、慰安婦を募集すれば応募が殺到したとある。
公娼制度がなければ一家が悲惨な生活をし、中には米も買えず死んで行った家族さえあるのだ。
私がむかし観た映画の中には、特攻隊で戦地に赴く若者を「女も知らずに死なせるのは不憫でならない」と上官が云い、慰安所に連れて行くシーンがあった。
男の本性とは「英雄、色を好む」の例(たと)え通りであり「クレオパトラ」も「楊貴妃」も絶世の美女を手に入れる為に英雄達が命を賭けて戦った記録なのだ。
男は誰だって英雄になりたいのである。
結論を云えば、戦場に立った兵士たちの殺伐とした心を癒すのは、読んで字の如く慰安婦だったのである。
何も勢いに任せて強姦させる訳ではない。
命の代価で得た金を女に与えて、自分の欲望を満たすのだ。
芸術団を送って慰安するのもひとつだが、一夜限りの恋をさせるのもまた、その国が背負わなければならない義務であろう。
私はこの問題は二度とは云わない。
二度と云わないから良く聞いて欲しい。
ここで前途ある有能な政治家をひとり、袋叩きにして何になる。
橋下徹の出現で民主党主導の国益を損ない続けた政治が、保守党主導の民衆が喜ぶ政策を掲げる自民党に回帰したのだ。
・・・安倍政権が過去の経験を活かして、麻生太郎・森喜朗等、首相経験者を投入して「古き良き時代」を再構築して行こうとして居る・・・
日本国としての「立位置」が、今のままなら「靖国神社参拝」にしろ「従軍慰安婦問題」にしろ、韓国や中国の政治に恒久的に利用されるだけである。
日本の国に弱腰外交を強いれば、韓国や中国は国内政治を落ち着かせる事が出来るからだ。
今までの弱い日本の外交とは、いよいよおさらばしなくてはならないのである。
そして憲法を改正し、国威発揚に務めなければならないのだ。
最後に云う。
安倍晋三が憲法改正を主張し始めて、景気も日本の活気も盛り上がって来たのである。
それを忘れては困るのだ。
私は今までブログで、色んな政治家の名前を書いて来た。
好きな政治家の擁護をするのは、男として当然の事なのだ。
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静岡 近藤 (木曜日, 23 5月 2013 07:53)
今年も不甲斐ない結果の場末の鳩飼いです。
本日の文面がうれしい。全くの同感です。
しばらくぶりの爽やかな朝を味わっています。
私、貴殿よりちょっとだけ年長の23年生まれの団塊です。
引き続いてのご活動を期待致しております。、
青森 二階利陸 (日曜日, 26 5月 2013 10:53)
会長、お疲れ様です。
HP拝見しました。
橋本市長は、本音で歯に衣を着せないところが好きですね。
会長と同感です。
マスコミの悪い所は、話の中の一部だけ取り上げて言うから可笑しくなるのです。
話の全文を聞くと、橋本市長が従軍慰安婦の肯定はしてなく、その当時の必要性が「日本国は認可していた」という事を言っていたと思います。
戦争当時は、どこの国だってあった筈です。
臭い物に蓋をして反論する奴のほうが可笑しいのであって、それに向き合った話が必要だと思います。
会長の文章力には脱帽申し上げます。
聖パウロ (水曜日, 04 9月 2013 14:25)
「桜の宮自殺扇動教育破壊違法介入事件」の顛末は「統廃合の小五の自殺事件」である。